

「日本の道を考えよう!」
3.歩行者の視点から 〜安全・快適な歩行空間〜
皆さんが歩道などを歩くとき、どのようなことを感じていますか?以下、よくある主な問題点を取り上げてみました。みなさんのご意見をお聞かせください。
生活道路で起きていること
交通事故って、どこで起こっている?
歩行者の交通事故は自宅の近くの道路で発生しています。具体的には、自宅から500m以内で発生している事故が全体の約6割を占めているというデータがあります。あなたの自宅周辺の道路は、安心して歩けるものですか?

生活者の声 〜世論調査より〜
平成16年に実施された内閣府の世論調査によると、居住地周辺の道路に対して不満がある人の割合は50.9%で、不満な点としてあげられたのは、以下の通りです。住民の視点に基づく、きめ細かな対策が必要とされています。

安全・快適な歩行空間のための対策
2014年には日本人の4人に1人は高齢者となります。こうした社会の変化と生活者の要望に答えていくため、現在以下のような対策が取られています。
歩行空間のバリアフリー化
幅の広い歩道の整備や歩道の段差、勾配の改善など歩行空間のバリアフリーを実施しています。主要な鉄道駅周辺における主な道路のバリアフリー化の割合は平成16年度末で31%と言われています。国土交通省では、これを平成19年度に約5割まで引き上げることを目標に、積極的に事業を推進しています。

安全・快適・美しい都市空間をつくる無電柱化
日本の市街地の無電柱化率は海外に比べて大きく立ち遅れています。美しい景観を創出するだけでなく、震災時の防災対策のためにも、無電柱化は大きく役立ちます。そのためには円滑な事業推進に向けた仕組みづくりが重要です。
海外主要都市に比べ大きく立ち遅れた無電柱化率
ロンドン・パリの100%、ニューヨークの72.1%と比べ、日本の市街地の無電柱化率はたったの2%と大きく立ち遅れています。

自転車の問題
駅周辺の放置自転車が社会問題化しており、駅周辺の放置自転車台数は、全国44万台にも上ります。また、自転車の走行する空間に、自動車・歩行者が混在していては、安全・快適に走行することができません。
こうした問題を解決するため、ハード・ソフト一体となった違法駐車対策や駐輪施設の整備などの対策を行っています。

